鱧天を適当なアーカイブソフトで展開しましょう。
展開して出てきたフォルダを仮に「鱧天フォルダ」と呼ぶことにします。
展開できたら、次の要領で実行環境を準備します:
開発環境の準備は大体こんなところです。
エラーが出たりした場合は手順を見直してください。
鱧天は吉里吉里2実行エンジン等を同梱して配布されていますが、BGMループ作成ツールやリリーサーなど、吉里吉里2付属ツールは同梱されていません。
これらのツールはちょっと作り込もうと思うとすぐ必要になりますし、中でもリリーサーは、ゲーム配布時には必須のツールです。
また、ゲーム作成時には、KAGタグリファレンスなどといったドキュメントもあった方が良いです。
吉里吉里2は、W.Dee氏が運営されている吉里吉里 ダウンロードページより入手できます(フリーソフトウェアです)。
こちらのページで配布されているアーカイブには、上記のツールやドキュメントが一式同梱されています。
なるべく早い段階で入手しておきましょう。
なお、上記ページでは、じん氏が中心となって開発が進められている吉里吉里Zの使用が推奨されていますが、吉里吉里Zは今のところ「わかっている人」向けのバージョンですので、お勧めしません。
また、鱧天は、バイナリ配布されている吉里吉里Zでは今のところうまく動作しません(.tjsや.ksの文字コードをUTF-8にすれば動くかもしれませんが未検証)。
この段落に書いてある意味がわからない場合は、とりあえず吉里吉里2の方を使っておけばOKと思っておいてください。
ノベルゲームの開発手順といってもいろいろあると思いますが、大抵はまずシナリオを書き上げ、それからキャラクターや背景などの画像、BGMや効果音といった音声素材を用意し、それらを組み合わせてゲームの形にしていきます。
ここから先は、Studio F#の二月ほづみが、無料ゲーム.comさんでコラムを書いたりなどしていますので、そちらをご覧ください。